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17
Jan
2023

中学駅伝の練習中、足首を内側に捻った足関節捻挫の症例

足関節捻挫におけるアキュスコープでの治療

中学駅伝の練習中、下り坂で足を滑らせた際に、足首を内側に捻った。

【傷病名】

足関節捻挫 13歳 女性

【負傷原因】

駅伝の練習中、下り坂を走っている際、木の根っこの上に着地してしまい、足首を内側に捻ってしまったが、そのまま走るのを続けた。

【初検時】

患者の足首外側に腫れと炎症が見られた。
さらに捻挫の検査法である足関節内反動揺性テスト(足首を軽く伸ばした状態で内側に捻ってストレスをかける)を行ってみると足首のゆるみと痛みが確認できたので足関節捻挫の疑いを認めた。

【治療法】

受傷初期には患部を冷やし、ギプス固定または包帯固定をする。
部分断裂(圧痛、腫れ、皮下出血が強い)では約3週間の固定。
完全断裂(圧痛、腫れが強い、皮下出血が強い)では約6週間の固定が必要。

【本症例の治療経過】

患者本人とご家族の申し出により、練習への早期復帰、県駅伝に間に合うようにと求められていたので、保存療法(電気治療)数日腫れを抑える為包帯固定、アキュスコープによる治療を5回(週2、3回ペース)続け、早めの段階から運動療法を開始し始めた。
3回目の治療には腫れも引き日常生活にも問題なく、ウォーキングやジョギングも問題なくできるようになった。
現在、競技復帰を果たし、再受傷のないよう経過観察している。

症例・治療 - 2023.01.17